お米どころ 「空が広い」高島に都会から来られた方はそうおっしゃいます。琵琶湖を横目に車を走らせれば、広々とした田んぼがずーっと広がっています。夏には水をたたえて青々と、秋にはやわらかな金色に染まる景色は、私達の大切な日常風景です。
水辺の暮らし 雄大な琵琶湖に加え、市内どこに行っても川や用水路を見ることができる高島は、水の豊富な土地です。地域によっては、各家庭に湧き水をひき天然の水場として使う「かばた」が今も残っています。大変水質のよい湧き水もあり、日本酒の製造などにも使われています。アレルノン食品の商品もこの湧き水を使用しています。
選ぶのも楽しい野菜 農家さんも多く、新鮮な野菜には事欠きません。近頃は有機栽培などを手掛けられたり、珍しい野菜にチャレンジされたりと意欲のある農家さんも多く、食材選びが楽しい地域です。市内に点在する道の駅などの直売所は、朝からとれたての野菜を求めて沢山の人で賑わいます。
発酵するまち 京都と行き来するため食品の流通に工夫が必要であったことや冬は雪深いため保存食が必要であった需要に加え、年間を通して湿度が高いことも利点となり、発酵食品の加工が盛んな地域です。 人々は昔から、日本酒、お酢、味噌、醤油、湖魚の加工、お漬物など様々な発酵食品と共に暮らしてきました。お漬物を漬ける習慣もまだ沢山の家庭で残っており、発酵が身近な暮らしを楽しんでいます。